2009年12月12日

on 同級生

会いたいお年ごろ。

私には、常日ごろ不思議に思うことがある…2号です。

秋からのお部屋の大お片づけ大会(別名、持ち物仕分け)で発掘したモノの中に、学校時代の文集というのがありました。
その中に、課外クラブじゃなくて、必修クラブで入っていた文芸クラブの作品集があって、自分のもののほかに、とある人の作文を見つけました。
そのページを切り離して、私は、その人の兄弟を通じて本人に渡しました。

そんなことができた理由が、上記、不思議に思うことから来ています。

人はなぜ、ある年代になると、それまで以上に昔が懐かしくなり、その気持ちが高じて、実際に会ったりまでするのでしょうか。

「ある年代」というのは、諸事情からあえてぼかしてますが、そう言われただけで「あぁ、○歳前後だな」って誰しも心当たるのではないかと思うくらい、みんなもそうだと私は確信してます。

私自身は、いろんな理由から、長い間、自分が生きてるのが仮の人生という気がどこかでしていて、本当の人生になるまではこんな自分を昔の知人たちの前に出せないと思ってるところがありました。
誰の歌だったか、「クラス会に誘われても行かない自分」というのが出て来る歌があって、「その気持ち、すごくわかるなぁ〜」と聴いていたものです。

ところが、です。
なぜか私の中学や高校では、大々的な同窓会をやっていないか、大々的じゃないために一介の普通の生徒だった私のところまでは開催のお知らせが来てなかったか、とにかく、一度も同窓会というものがないor参加したことがない状態。
それが、「ある年代」にさしかかった途端に、毎年「今年こそ会いたいねー」と結局は社交辞令のごとくに書き続けて来た年賀状のセリフが、いきなり本当になり、仲の良かった女子数人と集まることに。
その声がかかった時はビックリしたものの、「クラス会に誘われても行かない(だろう)自分」がすっかり変わっていたのか、自分自身も実際本当に会いたいという思いが不思議とものすごく強くなっていて、素直に喜んで会いに行ったのでした。その後、それは、幹事役だった子の家庭にある事情が生じるまでは毎年続いてました。

さらには、そうやって会い始めた2年めくらいだったか、今度はなんと、同学年の全クラスという規模の同窓会のお知らせが来てビックリ。発起人のところに、ちょっとワルかったアイツやアイツの名前が…。でも、そんなことはおかまいなく、当然行く!という気持ちでホイホイと出かけて行き、懐かしい面々と会って楽しんでる自分がいました。

あとから、この自分(たち)の変化はナンだ!?と思ったものです。
しかも、そんな年代になってるせいかミョーに懐かしいのはもちろん、彼らとともに過ごしていたその時代が必要以上に(?)愛おしい感じがして、グッと来てしまうのです。

私の場合は、そもそもが同窓会、クラス会と縁がなかったから、よけいにそう感じるのかとも思い、ちなみに周りに調査。
すると、友だちの学校なぞは伝統的に、○年卒組がその「ある年代」になる時に全同窓生を対象にした大々的な同窓会の幹事をやることになってることが判明。しかも、それを機に、同期生たちの交流が復活して、定期的に飲み会などやって会うようになるという現象が例外なく起こっているらしかった。(なぜか私も誘われて、全然関係ないのに友だちのその飲み会に行っていたこともあった)。だから、1個上の先輩たちから次の年の幹事役を引き継ぐ時は、幹事をやればそういう「いいこと」があるから、率先してやれと勧められるのだとか。

また、ある友だちは、これまた驚いたことに、既成の同窓会は普通にやっているのは知っていたけど、自分の仲の良かった同期生も出席しないので、一度も出席したことがなかったのが、やはり「ある年代」前後に突然、親しい間柄の人たちが有志で独自の同窓会を開いて、喜んでそれに出席し、楽しかったと。

やっぱりだ。。。

そういえば、ついでに、同級生とやり取りしてる年賀状には毎年メールアドレスが書いてあったのだけど、その「ある年代」の時に初めて実際にメールが来たってこともありました。それで、しばらくの間、懐かしネタや近況をやり取りしてた。
そうだ、それとはまた別の同級生たちの間でメーリングリストができたのも、まさに「ある年代」の時!

人間の老化(?)のプログラムに、この「ある年代」が何らかの節目としてそういう行動を起こさせるように、遺伝的にインプットされてるのかなー。
確かに、人間のライフステージを追って行くと、何らかの区切りがありそうな年代でもあるし、ある意味、それだから少し余裕が出るのか、昔をふと振り返るタイミングなのかもしれない。

というわけで、私は「ある年代」時の同窓会で同級生と会っていたために連絡先を知るところとなっており、今回出て来た作文を渡すことができたのです。その作文は、その人の1期上のお姉さんのものでした。
まあ、そんな昔のものを渡された本人は迷惑だったかもしれないけど、すばらしい内容だったので、ぜひ渡したいと思って。

以上。
時々この年代現象のことを思い出してはバク然と不思議に感じて来たのだけど、今回の作文の一件があるまでは、こんなふうに文章にして記そうとまでは思わず、葬り去られていたかもしれないくらいのちょっとした「?」だったのだが…。持ち物仕分けのおかげで、思いがけずよい機会になった。。。(2号)


posted by 2号 at 23:56| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 流行・社会現象・ブームなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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