2009年04月03日

on 詐欺事件

4月3日もだまされる。

朝っぱらから親から電話だ、2号です。

ったく、どうして、うちの親はこうもしょっちゅう引っかかるのだろうか。

いつだったか、うちの親のところにいきなりオッサンが訪ねて来た。
オッサンは新聞の購読料を自動引き落としにしないかと言ったと、うちの親は思った。
「思った」というのは、うちの親は、すぐ先走るからだ。相手が名乗ったり用件を言う前に、親切に「○○ですか?」と助け舟を出してしまうらしい。
しかし、これは私にも経験があって(同じ血??)、朝6時の電話(ゴローちゃんか?)が、声と訛り具合が親戚のオジさんにそっくりだったので、相手の言ってることがおかしいのに、「○○おじちゃん?」と訊き、そうだと言われたので親身に話を聞き、あげくの果てに「割り切ったおつきあいをしよう」と言われ、おじちゃんの名誉を守るために大いに悩んだことがありました。
あとで、意を決して本人に電話をかけると、そんな電話はしてないし、ましてやそんな早朝はまだ寝てた(キムタクか?)ということだったのだけど、「おじちゃんの名前を名乗ってたよ」と言うと、おじちゃんはびっくらこいて、自分の名前と姪である私の電話番号をセットで知ってるっていうのは、いったいナニモノだ?ってことで、たいそうキミ悪がってました。しかし、後からよく考えてみたら、名前を持ち出したのは、こっちの方だった。

いや、そんなことはどうでもよくて、うちの親は、オッサンの取り出した手続き書類が、老眼で見えないし手が震えてうまく書けないなどと自分からわざわざ申し出て、引き落とし口座の通帳を言われるがままに手渡して、オッサンに全部書いてもらった。もちろん、書類の控えが渡されないことに何らの疑問を抱くはずもなく、オッサンはしめしめだったろう。
何日かしてから、ちょっとヘンかもと思い当たったということで話を聞かされたこちらは、新聞販売店に問い合わせ、大金が引き落とされてないか銀行をあたり、口座閉鎖や新規開設などをやり、関係各所に口座変更手続きをし、銀行と連携してしばし引き落とし依頼がないか様子を見たのだが、とりあえずはセーフだったみたいでした。もちろん、新聞の購読料は、今だに集金に来てます。

そして、そんなこともすっかり忘れていた今朝だ。
「さっき、警察の何とか取調べ室とか言って、電話が来たの」と。
ある男が捕まって、あなたの名前の通帳を作って持っていました。という話だったらしい。
「作って持っていた」と言われれば、私としても、前回の事件を想起せざるを得ない。あのオッサン、控えた通帳の番号で、本人になりすまして通帳を作り直して持っていたってことか??
被害はなかったか訊かれて、うちの親は、「通帳はすぐに作り替えて、今は新しい通帳にしてます。被害は今のところありません」とていねいに即答したとのこと(たぶん、自信満々で)。
警察の人は、これからもいろいろ調べますが、何かわかったらまた連絡しますと、電話は切れた。以上。

へ〜ぇ、前回の事件のオッサンが逮捕されたんだ。。。

しかし、どうも、この話引っかかるというか、ものすごく気になる。だって、銀行って、番号さえわかれば、本人確認しないで、印鑑もなしで、通帳作り直してくれるの??しかも、オッサンに女性の名前の通帳を?
うちの親のことだから、また何か大事な情報を聞き漏らしてるか、何かをカン違いしてるに違いない、これは詳細を確認しないとと、わたくし2号、電話帳で警察の一連の部署を見渡しました。
何とか取調室というのは、ない。
電話番号の割り当てのない部署か??
しかし、うちの親の言うことほどアテにならないものはないので、これは全体を管轄してるところに訊くしかないか、と、親の住所地の警察の代表に。すると、盗難なら管轄は刑事二課ですけど…などと、これもラチがあかない。確かに、いつどこの部署の誰が誰に電話してるかなんて、管轄しようもない。刑事二課という項目も番号も電話帳にはない。
しかたない、中央警察の代表に電話だ。
事情を説明すると、交換の人は、こっちの困った様子そっちのけで、昨日からそういう電話が多いとか何とか、ワケのわからないことを言う。そして、有無を言わせず「相談センターに回します」と。
いや、相談じゃなくて…と思ったけど、よろず相談ならいいのか?とか、こっちも意味不明のことを思い、待つ。
出たのは、愛想が悪いのか、キビしいのかよくわからないお姉さんで、こちらの話を聞くと、「なぜかわかりませんが、昨日あたりから、そういうご相談が異常に多いんですよ」と。
そういうご相談??
いや、こっちはご相談というより、警察から電話が来たので、お問い合わせしてるつもりなんだが。。。
「あの、こちらは以前の事件で通帳の番号を盗まれたので…」と言いかけると、
「そのこととは、おそらく何の関係もないと思います」とお姉さん。
「え?そのオッサンが逮捕されたっていう話じゃないんですか?」
違うらしい。。。
どうりで、交換の人も最初「警察を名乗る者から電話があったということですね?」と言っていた。「いや、本物の警察の人からの電話があって…」とこっちが念を押すと、それには取り合わずに「『とにかく』相談センターに回します」と言っていた。「とにかく」と。
で、とにかく、相談センターのお姉さんによると、警察からこういう電話が来たけど、本当か?という問い合わせが、昨日あたりから続々と来ていて、目的はよくわかってないのだが、おそらく新手の詐欺ではないかということで、これがどういう手口につながるのかをこれから見ていこうというところ、だという。
見ていく…ですか。被害が出てからでは遅いので、見てるだけじゃダメじゃないの?って思ったけど、確かに、どうかなってみないと、どうしようもないのかも。
お姉さんが言うには、そういうあやしい電話が来たら、言われるままに対応しないで、相手の名前と番号を訊いて、折り返しますとか、確認してから答えますなどと、時間を稼ぐこと。すぐに行動してはいけません。ってことだ。
以上のことを、親御さんにすぐに電話で教えてあげてください!という指導を受けたところで、話は終わりました。言われなくても、電話だ。

そして、「警察は、そういうことでは市民に電話しませんから」とも言っていた。
そういうことでは電話しない?
えっ?盗まれた通帳出て来たら、警察は連絡してくれるんじゃないの??してくれないの?
これが、今となってはとても気になる。

さておき、うちの親のトンチンカンぶりと来たら。
どうして、肝心なところは結びつかないのに、ヘンな回路が結びつくのか。
おそらく、「男があなたの通帳を作って持っていた」というのは親の拡大解釈で、電話の相手は、「逮捕された男があなた名義の通帳を持っていたが、盗難などの心当たりはないか?」とか訊いて来たのでは?
すると、ふつう、「通帳は手元にあるし、何かの間違いでは?だいたい、どうしてその通帳見ただけでうちの番号わかったんですか?」ってなるよね?
それが、唐突に前回の事件を思い出して、あのオッサンが逮捕されたと速攻で思い込み、おそらく自信満々で「被害に遭う前に、すでに新しい通帳に変えてますから」みたいに答えたに違いない。向こうは、自分がウソをついてるのに、意外な答えが来たので、何もできずに、「また取り調べて何かわかったら連絡します」などと歯切れの悪いまま終了したと推測される。

これが、別の意味でトンチンカンな人が、よく確認せずに、そういえば最近通帳見てないかも〜とか言えば、次の展開があったのか?
いや、もしかすると、「男が通帳作って持っていた」と言ったのは本当で、こっちの番号は○○ですが、あなたの手持ちの通帳の番号は何ですかと訊いて、言わせる、みたいな展開か?それが、お姉さんの言っていた「警察は、そういう電話はしない」の真意か?
んーむ。。。

しかし、それにしても、うちの親は、振り込め詐欺がまだ「オレオレ詐欺」と呼ばれてるころにソレに遭い数年前には空き巣に遭い私も裁判所どーのこーのの架空請求ハガキが有名になる前にソレが来て、さらに前回の親の通帳事件、そして、今回の、まだ手口がよくわからない新手の(?)電話。どうしてこうもよく当たるんでしょーか。

っていうか、エイプリルフールから2日も過ぎてるのに…、そんなタイミングでだまされる親、そしてその親のトンチンカンにさらにだまされる私って、いったい。。。(2号)

※もしかすると、これは、トンチンカンでむしろ助かった、という話なのか???


posted by 2号 at 13:40| ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 実録・事件簿または頭に来た! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
 犯罪者は、まずオタクの御一家で実験してから実用に移すのではないでしょうか?
Posted by ぱんちょ at 2009年04月05日 10:28
ぱんちょさま

ということは、犯人はことごとく実験に失敗してるってことでしょうか。。。
Posted by 2号 at 2009年04月05日 16:05
 間違いないでしょう。。。
Posted by ぱんちょ at 2009年04月06日 21:58
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。