2017年07月17日

on 美容院。

愛と哀しみの、美容院。結論。

昨日、当地は土砂降りの雨に見舞われ、今日は暑さすら感じません、2号です。
それゆえ、イロイロ物議を醸したわたくしの髪の毛も、今日はばっさりと無造作に下ろされたまま。週間予報では、1週間先の予想最高気温が20℃行かないなど。もうちょっと夏がほしいけどなぁ。。。

そんなわけで、前回の続きです。

美容院について、わたくしの開いた「悟り」。
これを最初に言語化したのは、忘れもしないーーー私の窮状を見かねたダーリンが、世の中には美容と理容と両方できる人がいて、そういう人の方が余計なチャラチャラをはさまずに(?)真面目に忠実にこちらの希望の実現に邁進してくれるのではないか、と、そういう(お年を召した経験豊富そうな)人を紹介してくれて、行って帰って来た日のこと。

その日、理容院の椅子で私が倒されている間に、ダーリンから血相変えたようなメールが届いていたよね。
「どこに行った?」「何があった?」
電話も数回着信していた。

なにしろ、 な・な・じ・か・ん  かかったからね。

14時〜21時。7時間ですよ。

その、お店貸し切り状態の7時間の間、理容院の椅子の上の私の中で、これまで漠然と渦巻いていたモノが言語化して行って、悟りとして静かに結実することとなったのでした。

その日はすごい吹雪で、悟りを開いた私は、股下くらいまで積もった駐車場の雪を踏み分けて、半分くらい埋まっていた車にたどり着き、ほとんど手だけで雪をかき分けて何とかドアを開けて乗り込み、ダーリンのメールに気づいても返信するより先にとにかくここを脱出することだけを最優先に、分厚い新雪の中、何度も車をミシミシギシギシと前進後退させてムリヤリ道路にギュィンと弾け出て、やっと家にたどり着いた。

そして、玄関で待ち構えていたダーリンに語られたわたくしの悟り、静かに開いたはずなのに、しゃべり出したらどんどんボルテージが上がって、あふれてあふれて止まらなくなったのだった。。。

というわけで、その時のボルテージを極限まで下げて、わたくしの悟りをメモっておきます。

注)例外的なお店もあるだろうし、この上なく相性のいい美容師さんと苦もなく出会える人もいる、ということをわかったうえでです。

・美容院とは、何もしなくてももともと素材がいい人が、もっときれいになるために行く所。
・多少の好みの違いはあるかもしれないけど、そういう人はたいていどこの美容院に行ってもそれなりに満足いく仕上がりになる。なぜなら、そういう人を基準にしたカットやパーマのやり方(のみ)を美容学校で教えているから?
・そう、美容師さんは、学校で習って来たことを忠実にやっているだけ。そういう意味では、彼らに罪はない。ただ、素材に合わせて臨機応変にやり方を調整する技量、つまり、この人にはこうした方が似合うとか、この人の欠点はこうで、こうやったらカバーできて、ちょっとはきれいになれるとか見抜いて、それをちゃんと実践できる一歩上の技術や経験のある人にしかうまく扱えないという素材(お客)がいて、そういう美容師さんは少ないのかもしれない。(あるいは、経験を経験として積み上げて腕を上げて行くセンスが足りない?)。
・美容学校では、いろんな頭の形とか顔型とかに合わせて練習するということをしていないのではないか。かわいい小顔の人形やモデルばかり扱っているのでは?私は実情を知らないで言ってますが、これまでの恐ろしくたくさんの経験から、そう思っている。髪質については多少勉強してるのかなってわかるんだけど、それ以外は。

・美容師さんの最大のネックは、施術が終わって帰したお客の「その後」を知ることができないこと。最後にどんなに念入りにセットしてくれて、さあ、どうだ!!となっても、帰り道に外気や風や時には雨にさらされたとたんにその形は消え去り、家に帰ればまったく別物と化しており、よっぽど女子力高くない限りは、後日、素人がシャンプーしてそのあと何かしようとも、再現できない。美容師さんは、そういう顛末を見ることはほとんどなく、こういうお客の不満も知らない人が多いと思われる。でないと、何度行っても、意に添わない形にされることの説明がつかない。
・実を言うと、ふつうの女子でこの最後の(斬新で)念入りなセットに不満のある人はけっこういて、みんな「ふつうにそれなりにすてき」を求めているんだけど、この「ふつうにすてき」が難しいらしい。
ヘアカタログには、念入りに整えられた髪型がいっぱい載っていて、なるほど素敵に見えるけど、たぶんそれはその場だけ形をキープできれば済む雑誌撮影だけのもの。現実の生活ではふつうの人にはできないし、やってもスプレーでガチガチにしないと保てない?

・新しい技術、新しい流行があればそれを取り入れようとするのは、美容業界だって例外じゃない。洋服は、自分で買う時にそれを選ばないことができるけど、美容院ではちゃんと断らないと、結果、似合わないことになろうとも、よかれと思って新しいことを施され(がちにな)る。こっちも、いつも古いスタイルをお願いするのは、美容師さんにとってやりがいがなく、イヤがられるのではという遠慮があったり、飽きて来たから前と変えたいと自ら思うことがあったりして、そういう時に「じゃあ、今日は任せます」ってなる。その結果が、たまたま自分に似合わない、というケースが生じるのであり、やってみなくてはわからない、やっちゃったらカンタンには取り消せないという、美容業界の特殊な事情をよく理解しておくべし。
私の場合は、ほとんどがそのパターンに陥るので(つまり、何でも似合う素材じゃないってこと)、これまで不満しかなかっただけのこと。

・美容師さんは、しょせん他人。しょっちゅう会うわけでもない、お店に来てる時の様子しか知らないお客を、本気で絶対的にきれいにしてあげよう、って、思ってはいるだろうけど、たぶんかなり限界がある。遠い他人だから、その人の「一番いい」レベルを知らないし、仕上がりが一番よくなってなくても、正直、どうでもいい?よね?、店でたまに会うだけの人だし。でも、お客本人は自分を知り尽くしてるから、不満が出てしまう。明らかに自分としては全然よくないと思ってる仕上がりなのに、鏡を見せて「すてきになりましたよ」と美容師さんが自信満々に言うってことは、「あなたはこの程度で精一杯です」と思われてるか、その人の一番いい時を知らないから、本当にその程度がそのお客なりの十分「すてき」だと思ってるのかもしれない。この溝は埋まりようがない。
・こんな”他人”の「一番いい」イメージを初見で見抜く目と実現する技量を持った美容師さんもいるのだろうけど、残念ながら(一瞬だけしか)会ったことはない。


つまり。
最初から過度に期待してはいけない、今までの不満な結果は起こるべくして起こっている当たり前のことで、怒る方がおかしいんだ、そういうもんだと諦めて受け入れるしかないんだな、と。
むしろ、美容院向きの素材(?)じゃないこっちが悪い。
百歩譲っても、美容師さんのやる気や実力を引き出すような、魅力的な素材じゃないってこと。

もっと言えば、美容師さんをはじめとする、自分以外の他人の方々は、私が髪型によって自分で思う一番いい状態になっていないとしても、まったく気にしてません。気にしてるのは、自分だけ。。。
(こう言うと、ミもフタもないんですけど)

これまで美容院への気持ちは不満と怒りと哀しみでいっぱいだったけど、こうして冷静な文字列にしてみると、世の中にどうしようもなく存在する現実の一つ(不公平?格差?みたいな?)でしかないのかもしれない、という気になって来る。
そうわかったうえでお金を払うのか、わかるから払わない道を選ぶのか、なのだ。(なんか、選挙みたいだ)

あとは、残念だけど、最低限の自衛策として、パーマをかけなければいいのです(※1)。そうすれば、致命的なことにはならず、多少のことは自分で直せる。
傷を負うなら、小さく、です。

あ、だったら、やっぱり行く必要ないのか、美容院。。。(2号)

※1
パーマって、最初は多少キツ過ぎるくらいにかかってないと一定期間もたない。最初からいい感じだと、すぐに取れてしまう。そういうものらしい。
何もしなくてもいつも同じ髪型がラクに作れる状態を長くキープしたいがゆえに多少キツめにかけるパーマが、仕上がりの残念さの元凶なのかもしれない。確かに、最初はヘンなパーマも、1カ月後くらいに馴染んでいい感じになる場合が、ないこともない。
常にパーマヘアが素敵になってる人は、すぐに取れてもいいくらいのパーマを(髪のダメージが許す限り)常にかけ続けてるか、その場限りのカールを施してる人なのでしょう。
そもそも1回のパーマを長く持たせて、手間とお金をラクにケチりたいという虫のよさは、女子力の高さの対極にあるもので、そういう貧乏根性の持ち主が美容を語るな、ってことなんだな。。。



posted by 2号 at 14:46| 北海道 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 実録・事件簿または頭に来た! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なぜに?
7時間も?!

そちらの方が気になるのですが・・・

Posted by ひまひま at 2017年07月18日 13:11
わー、こんな長々しい駄文にすみませんっ(汗)

当地ではこの方しか習得してないらしい、髪に超やさしい特殊なパーマだったようです。わざわざ東京へ講習を受けに行ったとか。
で、これが各工程、放置する時間が長いうえ、特殊な装置で循環してるみたいな液体を延々とかけられたりもしました。
そのうえ、カラーもして、仕上げにサービスなのかカンタンな顔そりもしてくれたので。。。

でも、こうして書いてみると、そんなに時間かかるかなと思ってしまいますね。
実際、かかったんですけど。
あ、最初の打ち合わせみたいな時間も入れて、です。

金額も時間も、私史上、最高でした〜ヽ( ̄▽ ̄;)ノ

そして、最初の打ち合わせはどこへ吹っ飛んだんだろう???っていう仕上がりでした!

7時間のうちに風化したのかもしれません。。。

Posted by 2号 at 2017年07月18日 14:35
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。