2018年04月08日

on 「一つ屋根の下のセロリ」1−2

「おみそ汁のだし」案件 その2

結婚して、いきなりおみそ汁のだしの味で夫とスレ違ったわたくし2号。

その話の続きの前にわが実家の話をすると、おそらくうちの母はそもそもはかつお節でだしを取っていたと思われる。ただし、確かめたことはない。私がちゃんと記憶している時点からは、某メーカーの「かつお風味の○だし(顆粒)」を使用していた。そこから推測して、うちの実家は「かつお」と今の今まで思い込んでる次第。
なんだ、ちゃんとだし取ってるんじゃないのかと言うなかれ。うちの母のおみそ汁は、親戚には「ここん家に来るとおみそ汁がおいしいのよね」と言われるけっこう評判のいいお味だ。慣れもあるのだろうけど、私もそう思っている。
だけど、まねて作っていた自分のおみそ汁が同じメーカーのを使っていても同じ味になっていたのかは、今となってはわからない。もう、うちの母は料理をしなくなってるので、今後もあらためて比べてみることはできない(残念だし悲しい)。

で、結婚してダーリンが「煮干し粉」派だとわかって、「煮干し粉」なんてこれまでの私の人生にはボンヤリと聞いたことある言葉としてしか存在してなかったのだけど、夫をこよなく愛するわたくし、その趣向に合わせようと、今度はダーリンのおみそ汁の作り方をまねた。ところが、全然おいしくない。だしの味がきちんとしない。
人が作るとおいしく感じるけど、同じ作り方をしても自分が作るとそれほどおいしくない、ってことは世の常としてよくあって、うちの母などはこの現象を「『手』が違うのよ」と、わかるようなわからないようなことを言って済ませていたが、本当にそうとしか言いようがない。

ここで、「レシピに私なりのちょっとしたコツがある」と言っていた、スタップ細胞の小保方さんを突然思い出してしまうけど、そうとも言えるかも。

うちのダーリンは料理をする人で、けっこう荒技と言うか、適当と言うか、食べれればいいのさってところがあって、それでいてちゃんとおいしかったりする時も多いから困るんだけど、もとが”適当”なのを誰かがまねると、もっと適当になってしまうのかもしれない。そんなこんな試行錯誤が続き、ある時ふと煮干し粉の袋の裏を見ると、ちゃんと使い方が書いてあるじゃあ、あーりませんか。そうか、最低でも半日くらい浸けておかないといけないのか。。。(メンドくさい)

わたくし2号、決めているわけじゃないけど、1日に台所に立つのは4回。そして、その4回のうち、夕はんよりも前の回の時に、煮干し粉を水に浸しておく、ということを思い出さなくてはならないってことだ。ただでさえメンドくさいのに、プレッシャーだ。結局、永遠に昨日も今日も明日も忘れるもんだから、ある時、諦めましたわ。

っていうか、それよりなにより大問題があった。

私は、煮干しだしのおみそ汁が、どういう味に仕上がったらおいしいのかというのが、よくわからない!!!

これが、どうしようもなかった。
時々、もしかしてこれは成功なの?と思わないでもない日もあったけど、確信が持てない。ダーリンは、(自称)味の許容範囲が広い人、なので、味見してもらってもあまりアテにならない。
それに、どっちかと言うと、過去に飲食店などよそで飲んだおみそ汁で、あまり好きな風味じゃないと思っていたおみそ汁があったけど、もしかしてそれが煮干しだしだったのだとすると、やはり自分が育った味と全然違うので、成功しても自分的にはあまり満足して食べられないというのもさびしかった。

ここで、どうしてインスタントの煮干し味っぽい顆粒だしを使わないのか、と、思われるでしょうが、夫が「煮干し粉」の粉ごと摂取することで栄養価が高くなると思っている=健康志向?と思ったのと、夫が高血圧を抱えているためにインスタントものの添加物とか塩分が気になった、というわけなのでした。
味だけの追求なら、スーパーで売ってる汎用品の顆粒だしよりちょっと奮発するだけで、いくらでもおいしい既製品(煮出すタイプとか)がある。でも、おいしいのは、ちょっとしょっぱい。なんたって、うちの夫は「薄味」派でもあるわけなので、私としてはその方向へ妥協するという選択肢はなかった。

友だちに話したら、おすすめのおいしい「煮干し」をくれたこともあった。でも、これも浸けておかなくちゃいけないパターンでしょ。その時点で、すぐに挫折。

その後、ちょっと妥協して歩み寄ることにして、インスタントを使わない代わりにかつお節でだしを取る、という方法に活路を見出そうとした。だしがらをお料理に使うことで、ダーリンの健康志向にも配慮。
でも、かつお節ってけっこうお高いんですよね。規定量使うとすぐになくなるので、ギリギリどれくらいまで減らしておいしさを保てるか日々実験するようになり、最後はもう、味よりもいかに節約するかに意識がシフトしてしまって、結局あまりおいしくないし、やっぱりメンドくさいってことで、これも挫折。

というわけで、今現在は、ダーリンが作る時だけ思う存分好きなように煮干し粉を使ってもらう、という、なんともお粗末なところに着地しております。
でも、そのために、わたくし、いただきものの煮干しや買った煮干しをブレンドして、ミルで挽いてあげてますの。添加物なしの自家製(?)煮干し粉を作ってあげる、ということで、せめてもの罪滅ぼしをしてるんですのよ。(でも、実はこれもメンドくさい。毎日じゃないからやってるけど)。

ともあれ、私はこの案件から(みずから)解放された。

簡単、便利、味が一定。
そして、私は何にも縛られず自由。
前もって浸けておいたり、だしがらの使い道を考えたり、使えなかった時に保存する必要もなし。
おみそ汁本体も、それなりにおいしい。

こんないいこと、あるだろうか!?

インスタントの(かつおの)顆粒だし、万歳!!(2号)

※ちなみに、この案件に関して、夫からハッキリ要望されたり、文句を言われたりしたこともなければ、こちらが逐一自分の考えてることを言ったり、結果を報告したりもしてなくて、ただただ孤独な闘いの日々であった。
したがって、今、顆粒のかつおだしに定着していることについて、夫がどう思っているのかもわかりまへん。。。



posted by 2号 at 18:58| 北海道 ☔| Comment(4) | 夫婦・結婚生活・うちの夫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>出汁
そんなに問題になるのですか・・・

我が家は代々いりこ出汁です。瀬戸内海でとれるいりこを使っています。
水から煮立たせ、弱火で5分くらいで火を止め、ボールに出汁だけ移します。
それですぐにお味噌汁が作れるので、面倒ではないですよ。
出がらしのいりこは捨てます。
いつも親戚から送って貰うので、自分で買った事はあまりないのですが、スーパーでは「食べる煮干し」という名で売られている小さい煮干しのようです。
連れ合いの実家も同じやり方の出汁なので、今までお互い違和感もなく過ごしていました。

せっかく北海道に住んでいらっしゃるのだから、美味しい昆布を使った出汁など、2号さんオリジナルのお味噌汁とか研究されては?
家庭を持つという事は、新しい歴史を作ることでもありますよ。^_^
Posted by ひまひま at 2018年07月23日 17:09
浸けておかなくていいんですか!?
だったら、できそうな。。。
あとは、どういう味がいりこだしのおいしさなのかがわかれば!
新しい歴史がマズいというのは、やはり避けたいので(。-_-。)
Posted by 2号 at 2018年07月23日 22:31
いりこの事なんですが・・・
うちでは大きい煮干しは使いません。せいぜい5cmくらいの小さいいりこを使います。
それ以上大きい煮干しだと煮立たせた時に苦味が出るので使わないです。
Posted by ひまひま at 2018年07月24日 11:55
小さい食べる煮干し、試してみたいです!

顆粒のとか、パックを煮出すのとか、簡単でおいしかったりするんですけど、添加物とかいろいろ入っていて、毎日摂取するものなので、ちょっと気になってるんですよね〜

ちなみに昆布ですが、かつおでいろいろトライしていた時に、合わせだしとして使ってみたことあるんですけど、あの上品なお味をうまく生かすのって、なかなか難しいなぁって思いました。
まあ、そもそもは、だしをちゃんと取ると意外とお金かかるので、気づくとけちけちどこまで減らせるかとか考えちゃってたのも敗因だと思います(笑)。

Posted by 2号 at 2018年07月25日 22:47
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