朝晩はすっかり涼しくなりました北海道から、2号です。
そんなこんなの8月26日、「情熱大陸」は、ダルビッシュくんでした。
タイトルは”情熱”大陸なんだけど、ダルビッシュくんの語り口や態度からは、熱い「熱」はあまり感じられませんでした。←いつものとおり。
番組制作の人は、当初は戸惑ったことでしょう。
ダルビッシュくんが、一番熱い熱を発しているのは、マウンドの上。
番組中では、実は、こんな早く結婚&父親になるとは思ってなかったと、本音もポロリ。それを聞いて、むしろ、おネエさんは安心しました(なぜだ?)。あとは、それほど新しい側面は見られなかったりしたのだけど、私個人的には、お母さん(と実家の様子)を初めて見たので、それが収穫。
思っていたタイプとは違っていて(特に、外見)、そういう意味で、彼女を伴侶としたダルパパに好感を抱きました。。。
と同時に、遺伝子の不思議をビシビシと感じ…、なんだか、そればっかり気になりました。ダルビッシュくんは誰に似てるんだろう??私から見ると、ダルビッシュくんはハーフにしてはお醤油顔だと思うので、お母様は超弥生系のお顔立ちなのでは?と勝手に決めてたのでした。(そして、蛇足ながら、豪快なイケイケおばちゃんかと…)。意外に普通の、でも、とてもしっかりしたお母様ですね。浮かれたところがないし。
そんなこんなの、今度は昨日のこと。
キムタクのお母様を見ました。札幌での講演会で。
これがまた、ご長男の拓哉氏と、まったく似てないのです。驚くほど。(むしろ、慎吾のお母様か?って感じ??)
なんでこんな講演会があったかというと、札幌、そしておそらく全国で有名な中村文昭さんの講演のゲストが木村まさ子さんだったわけで、10年くらい前からイタリア〜ンなレストランをされてる中で、体を作る材料である食材や手作り料理ということの大切さを意識してこられたキムタクママ(と呼ばれていた)は、最近の給食費不払いをはじめとする「親」の問題をも自分の問題として(それらの親世代は、自分たちが育てた世代である)とらえ、昔から日本人が当たり前に大切にしてきた美徳、価値観、そして食生活などを、今こそもう一度見直そうと立ち上がったのだそう。北海道は、昨日が初登場だったようだけど、ほかの地域での講演活動や本の出版もすでにされてるそうで…(全然知らなかったけど)。
昔は当たり前だったこと(挨拶や所作も含め、自然としつけられてきたこと)の価値を見直すことに、まったく異論はありません。とても、いいお話でした。
が、それ以上につくづく思ったのは、「当たり前」のことを言って、人が拝聴してくれるかどうかは、語り手のキャラクターにかかってるんだなぁ、ということ。もし、そこにキムタクママ・ブランドがなかったら…?(まず、あれだけの人は集まらないだろう)。
「当たり前の美徳」と「キムタクママ」。どっちが付加価値だったんだろう。
何かをプロデュースして世に送り出すということ、そして、それが注目されて成功するということのしくみを、実地に見た思いです。
ともあれ、北海道とゆかりの深い中村文昭氏の今後の活動と、キムタクママと(ビストロSMAPに食材を納めてる会社や同番組のフードコーディネーターを含む)ママの周辺の人脈とのからみが、今後おもしろく発展することを期待します。
そうそう。もちろん、このような上品でしっかりした素敵なお母様に、キムタクは育てられたのね〜という意味で、感慨深いものも、確かにありました。もっと、チャキチャキした実業系(?)イケイケ〜みたいな方かと思ってたのに、マナー教室の先生のように感じよく優雅で、考え方もどっちかというと古風で、キムタクが子供のころは、雨で外に出られない日は、家の中でハシで小豆をつかんでお皿に入れるような競争をして遊ばせたりしたって話が印象的でした。そういうところから、あのような器用な子供が育ったのか??声もマイクに乗りやすいおだやかな美声で、そのへんは、キムタクに遺伝してるかな?みたいな。ちなみに、二十歳の時のお子様だそうです。。。
ダル母とキムタクママ。二人を拝見して、つくづく思いました。親のあり方って、ほんと大事だー。(2号)
※中村文昭さんのリンクって、どれにすべきが難しいので…、興味ある方は検索してください。